研究室・教員紹介

価値論理講座 社会数理講座 決定過程論講座 助教 併任
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決定過程論講座

政経論理

劉岸偉 教授
劉岸偉 教授 専門分野 比較文学、比較文化史
研究室 西3号館908
E-mail liu@flc
TEL (03)5734-2675
最近の研究内容
明治以降、東アジアをめぐる文学、思想の交流の諸相を考察している。具体的に数人の文人、政治家及びその周辺のグループを取りあげ、世界史の視野の中で、彼らの活動の意味を考えてみたい。目下『周作人伝』を執筆中。
研究室の特徴
私の研究室はいままで日本近代文学、日中比較文学を学ぶ院生を受け入れて研究と教育を進めてきた。文献学的方法と多言語の訓練を重要視し、学生と対等に研究課題に取り組み、自由で開かれた雰囲気の中で学ぶよう心がけている。
受験者へのメッセージ
東アジアの歴史、例えば日中近代文学史、思想史のみでなく、現在や将来の日中関係のあり方に関心をもっている学生諸君をお待ちしている。

政経論理

後藤美香 教授
後藤美香 教授 専門分野 経済学、組織の効率性評価、エネルギー産業論
研究室 西9号館803
E-mail mikagoto@valdes
TEL (03)5734-2627
最近の研究内容
経済学やマネジメント・サイエンスの分析手法を用いて、国内外のエネルギー産業や製造業などを対象とした、経営効率性や技術進歩の計測、費用構造の分析、財務分析等を行っている。エネルギー・環境問題に関する幅広い調査・研究を行う。
研究室の特徴
企業や産業のデータを用いた実証分析を基本とする。分析に用いるさまざまなデータの収集・加工から定量分析まで一貫して行うことで、分析者としての土台作りを行う。さらに、分析対象をより深く知るための産業調査研究もあわせて行う。
受験者へのメッセージ
研究には積み重ねが大事です。エネルギー・環境問題に関心のある人、研究に対して真面目に取り組める人、毎日こつこつ努力できる人を歓迎します。

政治決定

池上雅子 教授
池上雅子 教授 専門分野 国際安全保障論、紛争予防と信頼醸成、軍縮軍備管理・核不拡散、科学技術政策論
研究室 西9号館902
E-mail maike@valdes
TEL (03)5734-2667
最近の研究内容
東アジア安全保障(北朝鮮核問題、中国戦略、東アジア地域信頼醸成と紛争予防)、冷戦後の核抑止戦略の変化と日米同盟(安倍フェローシップ)、世界的核拡散/核軍縮への展望、軍事技術高度化と防衛産業グローバル化のnational securityへのインパクト
研究室の特徴
「科学技術を人類の福利に役立て、叡智を以て紛争予防と平和を実現する」という高い道義性に基づきつつ、軍事安全保障や核兵器・軍事技術といったハードな問題に現実的に取り組む。スウェーデン/欧州の大学研究機関との学術交流を通して国際性強化。
受験者へのメッセージ
「日本・世界を救う!」という道義的使命感をもって世界に飛翔せんとするガッツのある型破り猛者タイプ歓迎。

政経論理

志村近史 連携教授(野村総合研究所 上席研究員)
志村近史 連携教授(野村総合研究所 上席研究員) 専門分野 事業戦略、IT戦略、地域経営
研究室
E-mail
TEL
最近の研究内容
地域開発やIT(情報技術)分野を中心に、企業や公共団体に対する提言やコンサルティングを行ってきました。最近は、経営とIT、都市とITの融合によるイノベーションの研究と、イノベーション人材の育成に携わっています。
研究室の特徴
民間のシンクタンクに在籍するメリットと、企業や公的機関に対する調査・コンサルティングの経験を生かし、産学官の横断的な視点から、議論や研究の展開をインスパイアする役割を担う、バーチャルな(物理的な研究室はないので)研究室でありたいと思います。
受験者へのメッセージ
大学での研究を通じて、磨き上げてほしい3つの力。それは問題のディテールを描き出す「調査力」、そこから論点を立てロジックを構築する「抽象思考力」、そしてこれらに裏付けられた「合意形成力」です。どんな領域においても共通して必要とされる知的能力だと思います。

政経論理

櫨浩一 連携教授(ニッセイ基礎研究所 チーフエコノミスト)
櫨浩一 連携教授(ニッセイ基礎研究所 チーフエコノミスト) 専門分野 日本経済論、経済政策、景気循環
研究室
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最近の研究内容
人口構造の高齢化が日本経済にどのような影響を与えるか、どのような政策対応をすべきかを考えている。「貯蓄率ゼロ経済」(日経ビジネス人文庫2011年)「日本経済が何をやってもダメな本当の理由」(日本経済新聞出版社2011年)
研究室の特徴
普段は民間金融機関のシンクタンクにおり、経済の現実と理論がぶつかり合うところで仕事をしている。
受験者へのメッセージ
本に書いてあることが現実の経済でどのような意味があるのかを問う批判的な精神と、自分の考えと異なる主張の意味を理解しようとする受容性とのバランスを望む。

政経論理

飛田博史 連携准教授(地方自治総合研究所 研究員)
飛田博史 連携准教授(地方自治総合研究所 研究員) 専門分野 地方財政論、地方自治論
研究室
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最近の研究内容
地方分権を基本とする地方税財政制度のあり方についての研究。とくに分権の目的の一つである地方財政の自律とそこから生じる地方間の財政格差の調整のあり方をテーマとしている。最近の論文「地方財政の格差の所在」(『自治総研』2008年1月号、地方自治総合研究所)、共著『苦悩する農山村の財政学』2008年10月、公人社。
研究室の特徴
学内に研究室をもたないが、当研究所には地方税財政の豊富な資料を備えており一定の研究指導は可能。
受験者へのメッセージ
近年、さまざまな分野で「地方」「地域」がテーマとなっている。自らの専門分野の知識を応用してみたいあるいは地方財政の研究を通じて社会の今をとらえてみようといった意欲のある方の参加を望む。

 

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