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東京工業大学 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 猪原研究室

研究室OUR LAB

研究方法・分析方法

研究室で主に用いられる数理的アプローチによる研究方法と数理モデルの分析方法の紹介です。

数理的アプローチによる研究方法(下の図を参照のこと):

  1. 扱う問題を選択する。
  2. 問題の本質を、解決したい側面に応じて、抽出・抽象化する。
    これは、数理モデルを作成することにあたる。
  3. 数理モデルを分析、結果を得る。典型的な分析方法は定理の証明。
    【分類】を中心とした一つの方法については下を参照のこと。
  4. 分析結果を元の現実の問題に合わせて解釈、問題解決のための示唆を得る。
    当然、過度の一般化や拡大解釈はしない。
  5. 現実の問題への働きかけを行う。



図:数理的アプローチによる研究方法のサイクル


数理モデルの分析方法(【分類】を中心とした方法):
前提 数理モデルが明確に与えられている。(例:シンプルゲーム (N, W))

  1. 扱いたい数理モデルの例を(1つでいいので)作る。
    (例:N={1, 2, 3}, W={12, 23, 13, 123})
  2. 数理モデルの性質を定めるような概念を明確に定義。
    (例:symmetric, proper)
  3. 各性質を「満たす例」と「満たさない例」の両方を作る。
    例:symmetric
    満たす例(N={1, 2, 3}, W={12, 23, 13, 123})
    満たさない例(N={1, 2, 3}, W={13, 123})
  4. 性質間の関係を調べる。
    例:論理的含意・論理的同値関係「symmetricならばproperか?」
    (あるいは逆?)
  5. 性質を増やし、「数理モデル」の【分類】を進めていく。

研究室の年中行事

研究室で毎年恒例的に行われているイベントや集中ゼミ等の一覧です。
赤文字は全学または社会・人間科学コースの行事

【前 期】
 4月はじめ
(春休みのおわりの2日間)
 ポスター発表会(春)
→成果は、5月はじめの構想発表会(9月入学のM1対象)
 4月おわり
(GWの前)
 構想発表会の練習会(春)
→成果は、5月はじめの構想発表会(9月入学のM1対象)
5月はじめ
(GWの後)
構想発表会(9月入学のM1対象) 
5月下旬  HCD(ホームカミングデイ) 
6月上旬
(1Qのおわりの1日) 
要旨・予稿・論文構成ゼミ(春)+懇親会
→成果は、7・8月の修論提出・発表会(9月入学のM2対象)、及び、8月の中間発表会(4月入学のM2対象)へ
(発表会と中間発表会は同日の予定)
7月おわり  修論発表会・中間発表会の練習会(夏)
→成果は、7・8月の修論提出・発表会(9月入学のM2対象)、及び、8月の中間発表会(4月入学のM2対象)へ 
(発表会と中間発表会は同日の予定)
 7・8月 修論提出・発表会(9月入学のM2対象) 
 8月 中間発表会(4月入学のM2対象)
 8月上旬
科学哲学ゼミ(夏)+大掃除+懇親会
(前期・修論発表・中間発表の打ち上げ)

【後 期】
9月おわり
(夏休みのおわりの2日間) 
ポスター発表会(秋) 
→成果は、11月の構想発表会(4月入学のM1対象)へ
 10月上旬 工大祭 
 10月おわり 構想発表会の練習会(秋)
→成果は、11月の構想発表会(4月入学のM1対象)へ 
11月中旬  構想発表会(4月入学のM1対象) 
11月下旬
(3Qのおわりの1日) 
要旨・予稿・論文構成ゼミ(秋)+懇親会
→成果は、1・2月の修論提出・発表会(4月入学のM2対象)、及び、2月の中間発表会(9月入学のM2対象)へ
(発表会と中間発表会は同日の予定)  
11月下旬
(最終の土曜日) 
社会・人間科学コース&価値システム専攻同窓会 
1月おわり  修論発表会・中間発表会の練習会(冬)
→成果は、1・2月の修論提出・発表会(4月入学のM2対象)、及び、2月の中間発表会(9月入学のM2対象)へ
(発表会と中間発表会は同日の予定) 
1・2月  修論提出・発表会(4月入学のM2対象) 
2月  中間発表会(9月入学のM2対象) 
2月上旬  科学哲学ゼミ(冬)+大掃除+懇親会
(後期・修論発表・中間発表の打ち上げ) 

研究プロジェクト

研究室のメンバーで実施した研究プロジェクトです。

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