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ご案内GENERAL INFROMATION

GMCRセミナーとは?

GMCRセミナーは、基本単位である基盤クラス、展開クラス、俯瞰クラス、実践クラスの4つのクラスと、複数のクラスの組み合わせからなる多様なコースで構成されます。4つのクラスすべてを学ぶ総合コースを修了すると修了証書が授与されます(後期(12月開始)の修了証書は新大学名「東京科学大学」での交付となります)。修了証書を未取得であればコースやクラスを何度でも受講可能です。スキル、知識、モノの見方や考え方の獲得だけでなく、多様な参加者とのネットワーク構築にもお役立てください。

(修了証書のサンプル)

クラス関係図と推奨コース

GMCRセミナーのコースとクラスの構成 [一覧]


総合コース

総合コースでは、@基盤クラス、A展開クラス、B俯瞰クラス、C実践クラスの4つのクラスをすべて学びます。まず、GMCRの基盤を学びます(@基盤クラス)。次に、GMCRのフレームワークを、複数の社会的主体の間の関係を論じる社会ネットワーク理論との融合モデルへと展開します(A展開クラス)。そして、GMCRとさまざまな意思決定モデルを俯瞰して関係や特徴を把握します(B俯瞰クラス)。最後に、受講者がチームを組み、GMCRなどの意思決定理論のフレームワークや分析方法を使って、チームで設定する意思決定問題を記述、分析し、成果をチームでプレゼンテーションします(C実践クラス)。各クラスの詳細は、以下の各クラスの説明をご覧下さい。

@基盤クラス

複数の意思決定者が絡む意思決定状況の記述や分析が可能なGMCRの基盤を学びます。GMCRのフレームワークの理解からはじめ、標準的な分析方法である合理分析と効率分析、そして、アドバンスドな分析方法である提携分析へと進んでいきます。各トピックは、理論と演習のセットで学びます。演習では、エクセルで動作するプログラムを使いコンフリクトの記述と分析を行います。

A展開クラス

GMCRのフレームワークを、複数の社会的主体の間の関係を論じる社会ネットワーク理論との融合モデルへと展開します。まず、社会的主体の間の人間関係とそれにより形成される集団内の構造を、社会ネットワーク理論を用いて分析する方法を扱います。次に、社会ネットワーク理論を応用して、複数の意思決定主体が絡む社会的意思決定状況を記述・分析する方法を学びます。そして、GMCRと社会ネットワーク理論の融合モデルを構築して、その可能性を論じます。

B俯瞰クラス

GMCRとさまざまな意思決定モデルを俯瞰して関係や特徴を把握します。非協力状況を扱う標準形とGMCR、集団意思決定モデルである会議の理論と許容会議の理論、人間関係を扱う社会ネットワーク理論を概観します。そして、これらのモデルの統一モデルと、統一モデルの分析のための許容分析の方法を構築して、その可能性を論じます。

C実践クラス

受講生がチームを組み、GMCRなどの意思決定理論のフレームワークや分析方法を使って、チームで設定する意思決定問題を記述、分析し、成果をチームでプレゼンテーションします。研究者倫理の確認グループワークからはじめ、各チームが講師となってさまざまな意思決定理論のフレームワークのレクチャーを行うことで理解を深めます。最終プレゼンテーションもその評価もチームで行い、表彰チームを決定します。(1) 現実の意思決定問題を取り上げ、(2) それを意思決定理論のフレームワークを用いて数理モデル化し、(3) モデルを分析して結果を得たあと、(4) 分析結果を現実の文脈の中で解釈して、最初の意思決定問題の解決のための示唆を導きだす、という、意思決定理論のフレームワークを用いた意思決定問題の解決のための数理的アプローチの「4ステップ」を実践することができます。

理論コース
理論コースは、@基盤クラス、A展開クラス、B俯瞰クラスの3つのクラスからなり、GMCRの理論面を中心に学びます。GMCRの基盤(@基盤クラス)と、GMCRと社会ネットワーク理論との融合モデルへの展開(A展開クラス)を学び、また、集団意思決定モデルを含むさまざま意思決定モデルを俯瞰(B俯瞰クラス)して、統一モデルの構築を目指します。各クラスの詳細は、上記の各クラスの説明をご覧下さい。

応用コース
応用コースは、A展開クラス、B俯瞰クラス、C実践クラスの3つのクラスからなり、GMCRの基盤を身につけた方がGMCRの応用面を学ぶのに適しています。GMCRと社会ネットワーク理論との融合モデルへの展開(A展開クラス)を学び、集団意思決定モデルを含むさまざま意思決定モデルを俯瞰(B俯瞰クラス)した上で、受講生がチームを組んで意思決定状況の記述と分析の実践(C実践クラス)に挑み、最終プレゼンテーションでグループワークの成果を発表します。各クラスの詳細は、上記の各クラスの説明をご覧下さい。

基盤と展開コース
このコースは、@基盤クラスとA展開クラスの2つのクラスからなります。GMCRの基盤(@基盤クラス)と、GMCRと社会ネットワーク理論との融合モデルへの展開(A展開クラス)を学ぶことで、人間関係を伴う非協力状況のモデルについての理解を深めます。各クラスの詳細は、上記の各クラスの説明をご覧下さい。

展開と俯瞰コース
このコースは、A展開クラスとB俯瞰クラスの2つのクラスからなります。GMCRの基盤を身につけた方が、さらに理論面の展開(A展開クラス)を理解し、GMCRとさまざまな意思決定モデルとの関係を俯瞰(B俯瞰クラス)するのに適しています。各クラスの詳細は、上記の各クラスの説明をご覧下さい。

俯瞰と実践コース
このコースは、B俯瞰クラスとC実践クラスの2つのクラスからなります。GMCRとさまざまな意思決定モデルとの関係を俯瞰(B俯瞰クラス)した上で、他の受講生とともに意思決定状況の記述と分析の実践(C実践クラス)に取り組みます。各クラスの詳細は、上記の各クラスの説明をご覧下さい。


推奨履修順序


総合コース

もっとも推奨される履修順序です。@基盤クラス、A展開クラス、B俯瞰クラス、C実践クラスの4つのクラスをすべて、この順に学ぶことで、GMCRの基盤、展開、理論、応用、実践等を網羅できます。

理論コース

GMCRの理論面に興味を持つ方向けの履修順序です。@基盤クラス、A展開クラス、B俯瞰クラスの3つのクラスを学ぶことで、GMCRとさまざまな意思決定モデルの理論面の理解が進みます。

応用コース

GMCRの基盤を身につけた方向けの履修順序です。A展開クラス、B俯瞰クラス、C実践クラスの3つのクラスを学ぶことで、GMCRの応用を体験できます。

基盤と展開コース、展開と俯瞰コース、俯瞰と実践コース

それぞれ、連続する2つのクラスを学ぶコースです。

ひとつのクラスを履修する/クラスをアレンジする

もちろん、参加者のみなさまの学びのニーズにあわせて、ひとつのクラスの履修や複数クラスをアレンジして履修すること可能です。