アンケート調査の研究対象者の募集についてのご案内:
 研究テーマ「モチーフの画像面内の位置と鑑賞者の選好の間の関係」

(承認番号:第2019044号)
 
 絵画、写真、絵柄、イラストには決まった大きさ形の画面に描かれるものがあります。これらを総称して「画像」と呼びます。また、画像の重要な構成要素のことを「モチーフ」と呼びます。
 この研究では、モチーフが画像の中のどこに描かれると、鑑賞者が画像に対してどのような評価をもつのかを明らかにすることを目的としています。モチーフが画像の中のどこに描かれているかは画面の中のモチーフの位置の幾何学的特徴を用いて把握し、鑑賞者の画像に対する評価は画像に対する好みを研究対象者の方に回答していただいたアンケート結果のデータを統計的に解析することで把握します。そして、幾何学的特徴とアンケート結果の間の関係を統計的に明らかにすることで研究成果を得ることを目標にしています。
 この研究の実施のため、本研究の研究対象者となってアンケートに回答してくださる方を募集しています。
  • 研究対象者:本学に所属する学士課程あるいは大学院課程の学生 (なお、東工大生で未成年の場合は、「みなし成人」扱いとします)
  • 研究場所:東京工業大学大岡山キャンパスリベラルアーツ研究教育院管理の部屋
  • 研究期間:2019年8月1日(承認後) 〜 2020年3月31日
  • 研究に参加していただく日時:研究責任者、研究担当者、研究対象者の都合を調整して決定
  • 研究参加の謝礼など:謝礼の支払いも交通費の支払いもありません。
  • 個人情報の取り扱いについて:アンケートは無記名で行われます。アンケート結果やその分析は個人が特定できない形で行われます。アンケート結果の紙媒体の情報は施錠できる金庫に保管します。紙媒体のデータを電子化した情報はネットワーク接続されていないPC上およびバックアップとしてメモリスティック等に保存し、PCおよびメモリスティックとも施錠できる金庫に保管します。金庫の鍵は研究責任者が管理します。
  • 研究に関する資料開示について:開示はありません。
  • 研究中断する場合について:本研究への参加は任意です。ただしいったん収集したデータは特定の個人を識別できないようになっていますので、データ収集後は、データの破棄はできないことをご了承ください。また、論文等で公表済みのデータは、破棄できません。
  • 研究への参加に伴う利益・不利益と危害の可能性について:アンケートの回答時間が約30分であるため、その分が時間的負担となります。一般的な事務作業と同様、テーブルとイス、筆記用具を用いて回答することができますので、心身の不調にいたることはほとんどないと考えられます。万一、回答中に心身の不調が生じた際には、回答を中断ないしは中止することができます。これら以外には、本研究の研究参加者になることでは、個人的および社会的な利益・不利益はないと考えられます。また、研究対象者が本学の学生となった場合には、本研究の研究対象者になったことにより不利益が生じる場合の対応として、下記の本学のハラスメント窓口を利用することが可能です。
  • 研究終了後の対応と研究成果の公表について:研究担当者の学位論文や研究責任者と研究担当者の共著による学術論文という形で研究成果を公表することがあります。また研究成果を商品や広告のデザインを行っている企業に還元することがあります。これらの場合にも研究対象者を特定できる情報は一切公表しません。
  * * * 研究についての連絡先 * * *
研究責任者:猪原健弘
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授
пF03−5734−3366(平日9時〜17時)
メール:inohara.t.aa@m.titech.ac.jp

* ハラスメント問題に関する連絡先 *
東京工業大学 ハラスメント窓口
電話:03−5734−2045 (平日8時30分〜17時15分)
メール:soudan@jim.titech.ac.jp
(ハラスメント問題について限定)